手動スキャン

手動スキャンは、エージェントを使用しないでターゲット コンピューター上で監査を実行するプロセスです。 特定のコンピューター上で手動スキャンを実行するには:

  1. GFI LanGuard を起動します。
  2. ホーム タブで、スキャンの起動 をクリックします。 または、スキャン タブをクリックします。

手動スキャンの設定

  1. スキャン ターゲット ドロップダウン メニューから、次のオプションを使用して、スキャン対象のターゲット コンピューターまたはコンピューター グループを選択します。
オプション 説明
Localhost GFI LanGuard がインストールされているローカル ホストネットワークでは、ローカル ホストは現在使用しているコンピューターのことです。 ローカル ホストは予約済みの IP アドレス 127.0.0.1 を使って参照できます。このマニュアルでは、ローカル ホストは GFI LanGuard がインストールされているマシンを指します。を監査します。
ドメイン:プライマリ ドメイン GFI LanGuard がインストールされているドメイン全体/コンピューターのワークグループ/サーバーを監査します。

注意

オプションにより、コンピューター ツリーで、コンピューター/コンピューター グループを右クリックし、スキャン > カスタム スキャン を選択します。

  1. スキャン ターゲットを追加するためのカスタム ルールを定義するには、参照ボタン (...) をクリックします。

カスタム ターゲット プロパティ

カスタム ターゲット プロパティ

  1. カスタム ターゲット プロパティ ダイアログで、新規ルールの追加 リンクをクリックし、スキャン対象のコンピューターまたはスキャンから除外するコンピューターに関するカスタム ルールを作成します。

新規ルールの追加...

  1. 新規ルールの追加 ダイアログから、コンピューターを追加するための下記の ルール タイプ を選択します。
ルール タイプ 説明
コンピューター名が一致

名前でコンピューターを検索して追加します。 各コンピューターについて、有効なコンピューター名を入力し、追加 をクリックします。 OK をクリックして、変更を適用します。

コンピューター ファイル リストに一致

テキスト ファイルからコンピューターを検索して追加します。 [参照] ボタンをクリックして、テキスト ファイルを指定します。 OK をクリックして、変更を適用します。

注意

ターゲット コンピューターのリストをファイルから送信するときは、ファイル内の各行に 1 つのターゲット コンピューター名のみが記載されていることを確認します。

ドメイン名が一致 ドメインのメンバーであるコンピューターを検索して追加します。 リストからドメインを選択し、OK をクリックします。
IP アドレスが一致 IP アドレスでコンピューターを検索して追加します。 ローカル ホストを追加する場合は このコンピューター を選択し、リモート コンピューターを追加する場合は 別のコンピューターをスキャン を選択します。 必要に応じて IP アドレスを入力し、OK をクリックします。
IP アドレス範囲に一致

IP アドレス範囲に属するコンピューターを検索して追加します。 IP アドレス範囲のスキャン を選択して IP レンジを入力するか、または CIDR サブネットを選択し、CIDR 表記を使用してレンジを入力します。

注意

Classless Inter–Domain Routing (CIDR) は、IP アドレス範囲を指定する代替方法を提供します。 CIDR 表記は次のとおりです。 <Base address> / <IP network prefix> 例:192.168.0.0/16

組織ユニットが一致 組織単位に属するコンピューターを検索して追加します。 選択 をクリックし、リストから組織単位を選択します。 OK をクリックします。
  1. ルールの追加が完了したら、OK をクリックして 新規ルールの追加 ダイアログを閉じます。 OK をクリックして カスタム ターゲット プロパティ ダイアログを閉じ、スキャン設定に戻ります。
  2. プロファイル ドロップダウン メニューから、スキャン実行時に GFI LanGuard で使用するスキャン プロファイルどの脆弱性が特定されるのか、どの情報がスキャン ターゲットから取得されるのかを判断する脆弱性チェックの集合。を選択します。 詳細は、利用可能なスキャン プロファイル を参照してください。
  3. 資格情報 ドロップダウン メニューから、スキャン ターゲットへのログオンに GFI LanGuard で使用されるログオン方式を選択します。 下記の表に、使用可能なオプションの説明を示します。
オプション 説明
現在ログオンしているユーザー スキャン ターゲットにログオンするときに、現在ログオンしているユーザーの資格情報を使用します。
その他の資格情報 カスタム資格情報を使用します。 使用するユーザー名とパスワードを入力します。
ヌル セッション ヌル セッションを使用してスキャン ターゲットにログオンします。 ユーザーはスキャン ターゲットに匿名ユーザーとしてログオンします。
秘密キー ファイル

UNIX/LINUX/MAC マシンに SSH を使用してログインします。ログインには以下の 3 つの要素が必要です:

  • ユーザー名
  • SUDO パスワード
  • 秘密鍵を保存したファイルのパス

注意

GFI LanGuard がターゲット コンピューターにログオンしてネットワーク監査を実行できるように、管理者特権を持つ資格情報を入力する必要があります。

  1. (任意) スキャン オプション をクリックし、下記のオプションを設定します。
オプション 説明
可能な場合にはコンピューターごとの資格情報を使用 ダッシュボード現在アクティブになる、またはスケジュールされるさまざまな操作のステータスを示すグラフィック表現。で指定された資格情報を使用して、ターゲット マシンにログインします。
資格情報を記憶する 監査を実行するときに、デフォルトとして設定された資格情報を使用します。
オフライン コンピューターのウェイクアップ GFI LanGuard は Wake-on-LAN を使用して、オフラインのコンピューターを起動しようとします。詳細は、スキャン ターゲット上での Wake-on-LAN の設定 を参照してください。
スキャン終了後にコンピューターをシャットダウンする スキャンの完了後にコンピューターをシャットダウンします。
  1. スキャン をクリックし、選択したターゲットの監査を開始します。